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【第百十六話】
私は時々ですが、自分より若い人と指や手の柔かさを競ったりという大人気ないことを好みます。時々負けますが、大体は勝ちます。そしていい気になって今どきの若いモンにはまだ負けないぞ、とか老害の言葉を吐いたりするので、とてもいやな老人ですよね。(67才になりました。つい最近)

でもやはり手や身体や関節の柔かさというのはとても大切だと思うのです。柔いからまだいいや、というのではやはり手遅れになります。柔いから硬くなるのです。
だから今、一生懸命、それこそ今を盛りの人達に多少遅れをとって恥をかいても、年甲斐がなくても柔かさを“宝”にしておくことが自分のやるべきことだと思うのです。