※パソコンからの閲覧をお勧めします
【第十一話】 頭皮と脳は骨を隔てて隣り合わせに存在しています。 脳波を測定する時に、頭皮に測定のための装置を取りつけることからも明らかなように、脳の活動はじかに頭皮に伝わっています。 神経を使う仕事をしたり、集中力を要する仕事や  に没頭したあと、頭皮がこっているとか硬くなってしまったとか感じるのは、明らかに脳の活動が平常時より大きく高まったことの結果でもあります。 もちろん、思考を集中させることで、姿勢が固まったことで肩や頭がこり、その結果、頭皮まで及んでしまった、ということもあるでしょうが、それだって脳の活動の間接的結果といえます。 いずれにせよ頭皮は脳からの影響を直接、間接に受け続ける存在であるという事実は確かなことです。 常に脳からの刺激にさらされる、存在であるのです。 例えば頭皮に合わないシャンプーを使ったのでカユミが出たとか、不潔な手で頭を掻いたので炎症や湿疹が出きた、というのは頭皮への外部(・・・)刺激(・・・)によるもの、ということができますが、もう一つ、頭皮は脳活動による、よりソフトで間断のない内部(・・・)刺激(・・・)にもさらされている、ということができるのです。