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【第十七話】 私達はいつも経験をもとに生活をしています。 経験があるからこそ、安心して暮らしていけるというくらい、生活の根幹となっている(経験に)頼りすぎてしまい、大きな間違いを犯すこともあるようです。経験によって先入観ができてしまう、ということがその一因です。 筋肉が堅くなったり、こったりすると、血行が良くないからだと思い、すぐにマッサージでもしなければ、と考えるのが良い例です。その延長で頭皮が堅いと、髪が抜けるらしい、と聞き、すぐにマッサージを思い浮かべ、せっせと頭皮を押したり、揉むようにしているという人はとても多いのです。 でもどうでしょうか、折角良かれ、と思って始めたマッサージですが、それで本当に頭皮が柔かくなり、髪の状態は良くなったでしょうか。もちろん、全くムダとは言いませんが、それはこと頭皮に関して言えば、どこまでも○○らしい、○○に違いない、多分○○だろう、という単なる先入観としか言いようがありません。 さらに言えば、マッサージという言葉によって、自然に思い浮べる「指圧」や「揉む」「叩く」「こする」といった行為も先入観(・・・)の為せるわざといえます。 一度このような先入観をキレイサッパリ拭い去り、髪を本当に大切にしたいのなら、「頭皮にはどう向き合ったら良いのだろう。」という原点に立ち返ってもらいたいのです。