【第三百五話】
その訳はとても簡単です。「頭皮のマッサージ」をしているという人に限って、 頭皮の状態が良くないということが多いからです。 一般に頭皮を一生懸命マッサージする人ほど頭皮のダメージが大きくなっていきます。なかには損傷(いたみ)が激しくなり、ほとんど悲鳴を上げているほどのレベルになっていても、さらにマッサージを繰り返す、もちろん損傷の度合いはさらに上がる。もう救いがたいほどの状態になってやっとあわてて駆け込んで来るという方に何人も出会いました。どうしてこんなことになるのだろうか。 と、とても不思議でした。