ohbascalpronのblog

2019年08月

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【第百五話】
 ではその方法についてお伝えします。至って簡単です。例えば足の親指。慎重に触れてみると、爪の廻り(周囲)や指の腹、側面の中で、こり固まっているように、或は角になっているようにコリコリと固い箇所があると思います。そうかと思えばとても柔かくクニャクニャとした箇所もあると思います。これらを優しく触れて、できるだけ柔さが平均に、均一になるようにと、もみほぐします。さらに指の関節も柔かく曲げ伸しをして、最後に痛くならない程度に指を反らし、充分に曲げ、さらに柔かく回すようにして、できる限り可動範囲を大きくするようにして下さい。それで終了です。気をつけるのはあくまでも触れ始めを丁寧に、優しく、(ゼロタッチ)そしてゆっくりと動かし始めること、さらに大きく動かしても決して(痛くなるほど)無理な動きはしないことです。ポイントは「指が柔かくなるように」ということに尽きます。~是非やってみて下さい~

できれば右左十本の足の指を平均に柔かく!さらに毎日行うとより効果的ですよ!

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【第百四話】
 近い将来、人類の生命や健康、寿命に大きく貢献することになることを大いに期待したいところですが、(私としては)それほど大きな(大きく構える)話ではなく、日常のちょっとした手や足という、人の身体の先端の部分のケアをもう少し見つめ直してもらいたいな、と思うのです。というのはこのような末端の部分の正しいケアは筋膜にも作用を及ぼし、各部位に介在する筋膜やそれらをつなぐネットワークを経て頭皮などの他の器官にもとても良い影響を与えていくからです。

 その作用(の大きさ)(程度)は、これまで考えていた水準(レベル)をかなり上回る優れたものだと思います。もちろん人によってその程度や質(内容)は異なるでしょうが、健康や体調、そして他の組織、各器官にも必ずといってよいほど良いはたらきとなって反映して(はねかえって)くるものと思います。早速実践されてはいかがでしょう。方法は次回お伝えします。

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【第百三話】
 (私は)最近(会う人に)人と会って話をする時、健康の話になると決まって手や足の先など身体の先端のケアの大切さを話題にします(とりあげます)。以前からこのような身体の末端に位置する部位のケアは大切であると思ってはいましたが、最近になってこれらの部位のケアが頭皮にも直接大きな関わりを持つという(大きく関わる)ことが実感として分ってきたからです。

 ご存知かと思いますが、人の身体は本当に小さい単位の細胞の中から、最大は皮膚まであらゆるところ(部分)が膜で覆われているのです。そしてこれは単に臓器や内部の組織を包むなどというだけでなく、各部位の機能を正常に保つため、実に大きなはたらきをしています。これらの多くは筋膜ですが、身体組織の各部位で、また各部位の内外でネットワークが組まれていて、各組織の維持、活性化に決定的といえる役割を果しているといわれます。これらについての詳細な事実の多くは未解明ですが、いずれは徐々に解き明かされ(解明され)、やがてはそれまでの医学の常識をくつがえすような新たな知見がいくつも生れてくるに違いないと思います。

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【第百二話】
 「美」と「健康」と「気持の良さ」が同時に訪れる、生まれるということです。もちろん同時にその三つがパーフェクトに達成されるわけではないでしょうが、この「三つ」が施術と同時に大きく前進することは間違いありません。この嘘、偽りのない直接の反応が施術する側の最大のモチベーションとなります。何しろ現実として目の前の「そこにある」わけですから。インパクトは大きいのです。やはり「触れること」によって、行き亘っていなかった部分に血流が戻る、というのは生命の力に直接することなんだなとつくづく思います。

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【第百一話】
美と健康と快感は同時に訪れる―
 「触れる」という施術は自分で言うのも何ですが、なかなか難しい技術です。何しろ頭皮の奥深くに向けて細かく小さな動きをつみ重ねていく施術ですから根気も要りますし、とても神経を使います。終るとハーッと大きく息をして、思わず外界の瑞々しい大気のもとに駆け出していき、背筋を伸ばしたくなるものです。

 それでも施術をする側である私が“集中”できるのは理由があります。お客様の顔に血色が戻り、つやが出て輪郭が整い、髪もつやと腰が出て身体も軽くなり、「気持良かったー!」という声が湧き上がってくるからです。施術をした私の方がお礼を言いたくなるくらい。沢山の良い反応を貰える(いただける)からなのです。

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