ohbascalpronのblog

2019年11月

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【第百三十一話】
 毎日、知らず知らずのうちに起こしてしまう間違いというのは結構あるもの。ネット社会の今、(巷では)美や健康についてはいろいろな情報はあるれるばかりで時折“一体、何が本当なの?”と言いたくなるようなことがあります。

 結局何が正しく何を選択するかは自分の叡智に頼るしかないということになるのかもしれません。そのような(あなたの)叡智に訴える大場ならではの情報を一つお伝えします。シャンプーは毎日する、という人もいるように現代人日常生活には欠かさないもの。このシャンプーのやり方一つがその人の健康状態や環境までも変えていくということです。

 シャンプーするのは髪を洗うのではなくて、頭皮を洗うこと(頭皮を洗うということ)それは(そこを)良くマッサージすることです、とはここ何年か言われ続けてきたことで、今ではほぼ常識に近いものになっているようです。(もちろん私達もそのようにお伝えしてきましたが)確かにそれは正しいのですが、それではどのように行っているのか(一度やってみて下さい)と見せていただくと、殆どそれも90%以上といって良い方々は頭皮をゴシゴシとこすり洗いをしているのです。残念なことにこれが大きな大きな間違い。ぜひともこのことに気づき、一日も早く正しいシャンプーに直してもらいたいものです。

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【第百三十話】
 手による作業から成る私達のような仕事は、時として価値が激しく上下します。市場経済社会なので買い手が多くなり社会的な需要が増えたり、或は売り手が少なくなり供給が減れば、仕事の値うちが上がりますし、この逆は下がります。でもそれは仕事に対して社会がつける値段のこと、価値とは少し異なります。

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【第百二十九話】
 細胞を対象にして正しい施術をすることから生み出されたのがゼログラム・タッチです。そして細胞のレベル、スケールに合わせた圧力・速度・角度で動かす施術はすべてこのゼログラム・タッチから始まりますので、その動きはとても小さなものとなります。施術もとても小さな変化を少しずつ積み重ねるように動きます。「小さな動き」こそが細胞を動かし、やがて組織に変化をもたらすのです。血流もリンパも組織液も、組織間を支える(覆う)膜もみなこの小さな動きの積み重ねによって動き出します。「小さな動き」を生み出す「小さな力」こそが組織を変えてゆく力になるのです。

私達の日常生活での身体や行動のベースとなるような力や動きは、細胞にとっては大ききすぎ、強すぎ、そして速すぎるのです。結果、その力や動きは組織の単位である細胞には届くことがなく、組織内部への働きかけとはなりません。では「小さな動き」でさえあれば、すべて(組織内部)良いのか、というと必ずしもそうとは限りません。

小さな動きであっても、誤れば余計な負荷をかけたり、かえって弊害をもたらすようなことはもちろんあります。むしろ小さな動きの技術の方が組織や細胞への働きかけが大きい分(大きくなるだけに)より一層注意が必要になるということだと思います。

結論を述べましょう。ゼログラム・タッチをすると何故良いのか、というと組織を細胞という単位に働きかける(施術を行うことができるようになる)ため、組織のはたらきが基礎から回復改善されてゆくからです。

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【第百二十八話】
 たとえば、血流を良くするためにマッサージをするからといって、皮膚や皮膚直下の細胞に余計な負担やダメージを与えてしまっては(与えることになっては)良くありません(良くないのは明らかです)(元も子もありません)。細胞に余計な負荷なく、良い作用がはたらくように技術を行うにはどうしても細胞という一つの組織の単位に合わせた施術をしなければならないのです。細胞の大きさは、種類にもよりますが、(ごく)ごく一般的には10~50μm(ミクロン)とされています。これは1cmの1/1000~5/1000くらいの大きさです。

そうです。細胞を対象にして正しい施術をしようと考えれば、1/100mmから5/100mmくらいの大きさのものに対して作用させるような動きを大前提にしなければなりません。大前提、と言いましたが、かりそめにも皮フや頭皮それもその内部に(まで正しく)配慮するならば、このような“小さな生命体”に対して適合した動き、作用、技術を行うことはあたりまえのことと言えます。とはいえ1cmでも細かい!と思う私達ですから1/100mmとか5/100mmとかいう施術のレベル、スケールはほとんど“ゼロ”に近い動き、つまり私達が人間を仮に象として考えると(とらえると)、(象が)蟻に(対して)触れるくらいの『繊細さ』を施術そのもののベースにするという考え方を持たなければならないといういうことになります。

施術にあたって最も注意しなければならないのが、触れ始めであり、皮フへの圧力です。この考え方から触れ始めの時は重さを(圧力を)ゼロにする、というゼログラム・タッチの発想が生まれたのです。

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【第百二十七話】
ゼロ・タッチをすると何故良いの?ゼロ・タッチをすると何故良いの?
こういう質問はよく受けます。“良くなる(こと)“という実利的な面では本当に沢山のことがあるのですが、今回少しまとめてみよう(か)と思います。(一番)初めにあげられるのが、“蟻と象”のたとえでよく話す(述べる)ことです。私達人間は身長にして平均(的な大人)で約150cm~180cm、体重は50kg~70kgくらい。その指先で1cmほどの単位の手作業をするとしますと、一般的には結構細かい作業をする感覚になるかもしれませんが、(それは身の廻りのものが)細かいといってもそれはみな私達の身体や行動のサイズを基準にした上でのことです。ところで皮膚や頭皮の中(内部)というのは、主に細胞から成り立っている組織です。この組織にはたらきかけ、正しく動かすからにはどうしてもその構成単位である細胞の仕組みを無視するわけには行きません。

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