ohbascalpronのblog

カテゴリ: 老化・アンチエイジング

【第二百八十五話】
当たり前のようだが、実はこれは「深い」と私は思う。頭皮でも、実は同じことが起きている。動かさないと老化するのだ。その典型が薄毛だ。ただ残念なことにこれは動かさなくても直接死期を早めるほど、深刻な影響を及ぼさない・・・と思っていた。つい最近までは・・
つまり。長寿社会がくるまでは・・・である。だが人間の寿命が近年、急速に伸び始めて、本能が頭をもたげた。人間の長寿そして延命への本能が動き始めた・・・それが昨今の‘頭皮への様々な関心の高まり’の背景にはある・・・と私は思っている。実は私達は本能的に頭皮に触れて、頭皮を動かすことが健康に長寿に良いはずだということを知っている。‘潜在的に’知っているのだ。頭皮への関心の高まりは決して一次的に終わってしまう‘ブーム’のようなものではなく、もっと本質的なものである、と私は思っている。

【第二百八十四話】
例えば全く動かない人の健康というのは、やはり、どんどん蝕ばまれてゆく、のを私達は知っている。それが分かっているから、~むしろ本能的に~私達はエクササイズやスポーツやウォーキングをするのだ。これは健康を守ろうとする人間の欲望。むしろ本能に近いものだ。決してやせたいとか、シェープアップしたいとかいうものだけではなく、もっと根源的なものだ。動かさないと、動かないと老化は進み、自らの死期を早めてしまうということを、私達は知っているのだ。本能的にだ。つまり・・・静止していることは老化する、ことを意味しているということを私達は知っているのだ。

【第二百五十六話】
年をとるといろいろと不都合も生じるが、こと髪に関して最も影響が大きいのは、血流が衰えてくることだ。ただでさえ頭皮は心臓から最も上のしかも遠くにあり、更には頭蓋骨という堅い組織の上にピタッと張りついているところだ。組織自体の老化は血流の衰えにつながってくる。‘老化’を最も良く表すのが‘硬さだ。

【第二百三十六話】
人間の体重の60~65%は水である・・・
といわれている。その60%が細胞の中にあり、さらに他の8%は 血液として血管に、あとは細胞と細胞の間を満たしている水分であるということだ。元を正せば8%の血流が、その他の部分を(供給しているという=まかなっている)ことになる。血流が衰えれば、身体全体の機能が損なわれるのは、明白なこと。身体のいろいろなところが硬くなってくるのは老化のあらわれだが、それはすぐに血流の低下となって、各所の衰えにつながるのだ。やっぱり血液や循環というのが大切だということを、今更ながらよく分かってくる。

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【第三十六話】明けましておめでとうございます。今年も、頭皮について様々な観点からお伝えして行きたいと思います。新年は、人の身体と頭皮についてのお話からしていこうと思います。 そもそも、人間の身体の中では、栄養も運ばれるが、老廃物も運ばれます。その両方とも大切なのです。栄養分を注目し、老廃物を無視、軽視する傾向が常にあるのは、やむを得ない気がするが余りにも格差がありすぎるように感じています。組織、ことに皮フの老化というのはこの老廃物の除去がスムーズに行かないことによることが大半である。と私は思っています。特に頭皮では、日々触れていてそう思います。 頭皮の硬さ~血流不足。 というのも、その主な要因はこの‘老廃物の滞留’にある。 と私は思っています。

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