ohbascalpronのblog

2021年05月

【第二百八十七話】
どうも私達は脳だけを独立した崇高なものと考えてしまうが、確かにあらゆる神経系統や精神活動の中枢であるため、そのようにとらえるのは当然だとしても、やはり、それでも一つの器官であり、臓器の一つとして考えれば、隣接している頭皮や髪もそれぞれ相互作用を受け合っていると考えることもまた当然ではある。その意味からすると頭皮は極めて脳に影響を受ける器官である、といえる。脳の活発な活動は、頭皮に緊張をもたらすのである。

【第二百八十六話】
身体の疲れもサッパリ取れ、脳の中も爽快になると口々に言われます。特に私が興味深いのは、脳が爽快という部分です。何故でしょうか。私の仮説ですが、私達が常識的に考えている以上に、脳と頭皮はつながっているからだと思います。確かに血流などでは全く別系統に属していますが、実はそのような表面的な図解では計り知れない、深いつながりがあると思います。あって当然です。本当に1㎝と離れていない所にあるのですから、いずれ科学が解明するでしょうが、良い結果をもたらすのであればそれを私達は待つ必要などはなく、どんどん実施する方が良いと思います。

【第二百八十五話】
当たり前のようだが、実はこれは「深い」と私は思う。頭皮でも、実は同じことが起きている。動かさないと老化するのだ。その典型が薄毛だ。ただ残念なことにこれは動かさなくても直接死期を早めるほど、深刻な影響を及ぼさない・・・と思っていた。つい最近までは・・
つまり。長寿社会がくるまでは・・・である。だが人間の寿命が近年、急速に伸び始めて、本能が頭をもたげた。人間の長寿そして延命への本能が動き始めた・・・それが昨今の‘頭皮への様々な関心の高まり’の背景にはある・・・と私は思っている。実は私達は本能的に頭皮に触れて、頭皮を動かすことが健康に長寿に良いはずだということを知っている。‘潜在的に’知っているのだ。頭皮への関心の高まりは決して一次的に終わってしまう‘ブーム’のようなものではなく、もっと本質的なものである、と私は思っている。

【第二百八十四話】
例えば全く動かない人の健康というのは、やはり、どんどん蝕ばまれてゆく、のを私達は知っている。それが分かっているから、~むしろ本能的に~私達はエクササイズやスポーツやウォーキングをするのだ。これは健康を守ろうとする人間の欲望。むしろ本能に近いものだ。決してやせたいとか、シェープアップしたいとかいうものだけではなく、もっと根源的なものだ。動かさないと、動かないと老化は進み、自らの死期を早めてしまうということを、私達は知っているのだ。本能的にだ。つまり・・・静止していることは老化する、ことを意味しているということを私達は知っているのだ。

【第二百八十三話】
この4つの要素が常に入っていれば、セルレーションといえます。いずれも基点はゼロです。いつでもゼロに戻れる施術をするということです。大きな力が急に加わるということや急な動きはあり得ません。何故なら‘細胞’を動かす技術だからです。

↑このページのトップヘ