ohbascalpronのblog

2021年06月

【第二百九十六話】
頭皮を整えていけば、それは他の部位の異常にも作用し、 大過にならなくとも済んだだという例はいくらでもある。身体はつながっている 血流やリンパを考えても全体を廻るのだから、他への良い影響、 作用を及ぼすのもむしろ当然のこと。頭皮は普段動かない部位であるからこそ、 他の部位との間で相互の影響作用も、さらに大きく出ることになるのです

【第二百九十五話】
手や足や肩はウォーミングアップをしたり回したり、上下したりすれば、自然と力が抜けて弛緩するものだが、(頭皮ではそれができないのだ。)頭を振ったところで、頭皮はゆるむことはない。張った状態のまま(を保っていく)(残っていく)のです。この殆ど緊張をゆるめることが許されないのが、「頭皮環境の」特殊なところなのです。

【第二百九十四話】
しかし、脳が緊張から開放されても、頭皮もそれにつれて、 足のつっぱりが治ったように、ゆるゆるに弛緩するか、というとそうはいかない。何せ筋肉の膜が張りついたままになっているので、身動きがとれず、張りつめられたままなのだ。ここが他の身体の筋組織とかなり違うところなのだ。

【第二百九十三話】
やれやれ、というようにホッとするが、頭皮はどうか、というと、 これがそうはいかない。 あれこれと悩んだり、極度に緊張したり、集中して考えを めぐらしたりしたあとは、脳の活動の影響を直ちに受ける頭皮も緊張する。

【第二百九十ニ話】
誰だってそうだが、足がつりそうになっても、揉んだりさすったりすると やがては治るもの。 あんなに堅くパンパンに張っていた筋肉もいつかは柔らかくなり、 (弛緩して)ゆるゆるになる。

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